2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平塚らいてう「ゴマじるこ」の作り方 1949年

昭和24年、平塚らいてうは「陰陽の調和」というエッセイで、『美しい暮しの手帖』第2号に初登場。 らいてうが疎開して生活をしていた地に、家庭料理の第一人者、中江百合が訪ねてきたときに、うれしさにこの日ばかりは、大いに腕によりをかけて、料理で歓…

『暮しの手帖』平塚らいてう初登場 1949年

平塚らいてうが『暮しの手帖』に初めて登場したのは、第2号に掲載された「陰陽の調和」というエッセイ。朝ドラ「あさが来た」に女子大生として登場した平塚らいてうは、25歳のときに『青鞜』を創刊。らいてうが書いた『青鞜』発刊の辞「元始女性は太陽で…

『暮しの手帖』の花森安治と平塚らいてう

第二号表紙 イラストは花森安治 日本の暮しをかえた編集者 1948年(昭和23年)、まだあちこちに焼け跡がめだつ銀座の町で『美しい暮しの手帖』が創刊された。名物編集者であった花森安治は、1911年(明治44年)10月25日、神戸市西部(須磨)の平田町生まれ。…

平塚らいてう(平塚明)と「あさが来た」

ブログのきっかけ 昭和の「暮しの手帖」についてのブログを始めたのは、創刊号から70年代まで保管されていた雑誌を、知り合いの方から譲ってもらったのがきっかけです。特に表紙が素晴らしく、紙質や印刷にも味があり、たいへん手のかかったアート作品に思…

「暮しの手帖」創刊号 最初の記事は 1948年

可愛いい小もの入れ 昭和23年(1948年)9月に創刊された『美しい暮しの手帖』のトップを飾った記事は、「可愛いい小もの入れ」でした。 創刊号の目次には、次のスタッフ名が記されています。 表紙 花森安治 写真 松本政利 林重男 装画 花森安治 草加やす…

暮しの手帖 第一号(創刊号)表紙から 1948年

私の手もとにある創刊号からの「暮しの手帖」は、もともと知人の実家で保管されていたものを譲って頂いたのですが、大橋鎮子さんと同世代の方と思います。本棚に創刊号から70年代までの号が並んで、貴重な昭和のゴジラの漫画本などといっしょに大切に取っ…