昭和の「暮しの手帖」から

創刊号〜70年代「暮しの手帖」バックナンバーから。珠玉の記事をピックアップ

大掃除は「優秀な布きれ」があるかどうかにかかってる 

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雑巾について

一枚の布切れ、それは「雑巾(ぞうきん)」と呼ばれたり、クロス、ウエス、台所ならふきんと呼ばれたりしているもの。

イメージとしては、「雑巾」は昔からあって、使い古しのタオルなどを手縫いで再利用したもの、クロスは洗車用などに多い合成繊維(マイクロファイバー)のもの、ウエスは油汚れなどの拭き取り用として使い捨てするもの、といった感じに記事の中では分けています。

掃除に必要なものとして、洗剤と水、それから雑巾などの布は最低限かかせません。 

洗剤については、重曹やクエン酸、粉せっけんなど自然にやさしいものを使う方法は、もう当たり前のように主流になっていますね。

☆例:重曹もクエン酸も、水200cc に小さじ1杯を溶かす 
(ただし、アルミは重曹で黒ずみます。クエン酸は塩素系との併用は避ける。) 

でも、雑巾についての情報って、意外と少ないように思いませんか?

よくよく考えてみたら、すごく大切な部分なんですね。

拭き掃除など、いかに雑巾がいい働きをしてくれるかで、はかどり方が段違いになってきます。つまり、私たちが体を動かして、手を動かして拭く労力や感覚を、どれぐらい伝えてカバーしてくれるかは、実は雑巾次第。

テニスでいえば、いくらいいラケット持っていても、実際にボールに接するガットがだめだとボール飛ばないじゃないですか。

なので、雑巾について、ちょっと考えてみました。

(でも、ズボラな内容です、、)



拭いたときのケバに困る...

一時期、私は台所や拭きそうじに合成繊維(マイクロファイバー)のクロスを使っていました。吸水性がよい、汚れがおちるという説明や、値段が安いから使い捨てする、という理由で選んでました。

はじめて使ってみた時に、クロスで拭いていると、手のひらも一緒にこすれていくような痛さがあったのを覚えてます。マイクロファイバーの繊維は、断面が尖っているので、研磨されたような細かい傷はつくのでしょう。(なので、家具やデリケートな食器類などを拭くには向かないとされています。)

それから、思うほど吸水しなくて水あとが残ったり、もしかしたらボロになった綿Tシャツのハギレの方がよごれが落ちてるんじゃないかと、、
 
決定的にしたのは、拭いたあとにテーブルに残った、たくさんのケバを見た瞬間だったかなあ。

これはちょっと困ったと・・・台所で食器を拭くこともあるし、洗車のように一時のことでなく、毎日使うものなので、やっぱり用途が違うんじゃないかと。


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1ダースのふきん

それで、以前に使っていた昭和のふきん、『暮しの手帖』のふきんを思い出したわけです。

私は、日東紡の関係者でも何でもないですが、自分にとっては、とても使いやすいふきんだと再発見しました。

特に吸水性の高さ、それからほとんどケバの出ない気持ち良さ。(ケバが出ないのは、思ったよりも大切。)
きゅっきゅと拭けて、仕事がはかどる、ふきんが仕事をやってくれていると実感できたわけです。

それで、近所のスーパーで安売りしていたときに、思いきって1ダース以上買い込んで、ローテーションして使ってました。半年たっても、たいしてへたっていませんけど、汚れが目立ってきたのを半ダースほど、今度は雑巾用にしました。


☆なぜ、ふきんが1ダース必要なのかは、こちらで

merimaa88.hatenablog.com


早い話、ふきんでつかっていたものを、雑巾におろしたんですね。それだけです。ただし、やっぱり1枚とかじゃなくて半ダースぐらい枚数があるところがミソです。

私のようなズボラな人には、これならば雑巾を縫わなくても済むし、日東紡のふきんはサイズ:42×71cmと大判なので、折り畳めば、雑巾としてそれなりの厚みも出ます。

このふきんはオールマイティなので、たいていのものは拭けてしまう。

(デリケートなものはゴシゴシ拭かない、のは基本ですが。)

例えば、窓ガラスを拭くときは、半ダースぐらい枚数があれば、濡らしたもの、半乾きのもの、乾いたものと使い分けすれば楽です。半乾きはフローリングの床や、棚などにも使えます。

☆半乾きは、ふきんを半分だけ水に濡らしてしぼって、乾いている方と水分をなじませればOK。

そうじが終ったら、洗たく機に放り込んでまとめて洗って(ズボラ)、お日さまで乾かしておいて(すぐ乾く)また使います、楽です。


もちろん、ひどい油よごれなどは、着古したTシャツなどをハサミで切って、使い捨てのウェスにしたものがいい。重曹・石けんペーストで十分におちます。

☆重曹・石けんペーストの作り方:粉せっけん(合成洗剤でないもの)、重曹、水を1:1:1の同じ割合で混ぜたもの。これをキッチンなど、汚れのひどいところへ塗ってしばらくおいておく。


でも、自分で雑巾を作るのもいいですね。

ちょうどテレビで見たのは、使い古しのタオル地のあいだに、薄い手ぬぐいをはさんで手縫いする方法。
使いみちがなくて引出しに眠っている薄い手ぬぐいが、芯になって拭きやすいのだそう。

たくさんの種類の色糸から、好きな色を選んで、ザクザク縫ってました。細かく縫うより、ザクザクのほうが絞りやすいんだそうです。穴のあくまで、大切に使い込んでらっしゃいました。

レーヨンの性質

昭和のふきん、「日東紡のふきん」は

材質:綿/65%  レーヨン/35%

レーヨンは化学繊維としてはトップクラスの吸水性、吸湿性をもちます。 

化学繊維の中でも石油を原料とする合成繊維と異なり、レーヨンは木材パルプを原料としていて、成分はセルロースであり、綿や麻と同じ成分です。

レーヨンは、背広の裏地などに使われている、テレッとした(ちょっと冷んやりした)吸い付く様な風合いの生地です。レーヨン自体には、消臭効果があるそう。

なので、水でぬらしたふきんも、しなるようなドレープ性が出て良好です。
(使い始めのふきんは、多少ごわごわしますけど、じきになじみます。)

ただし、レーヨンは熱には弱いので、ふきんを乾かすためのアイロン掛け程度なら大丈夫ですが、熱湯での煮沸はやめた方がいいでしょう。生地がかなり縮んでしまいます。
 

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スーパーやドラッグストアなど、どこにでも売っているふきんなので、セールを狙うのがオススメです。
ふきんのへりの色にこだわらないなら、アマゾンの3枚セットが安価です。(関東圏のみ送料無料ですが)


日東紡 ふきん 3P 300006

日東紡 ふきん 3P 300006

  • 出版社/メーカー: イシミズ
  • メディア: ホーム&キッチン