昭和の「暮しの手帖」から

創刊号〜70年代「暮しの手帖」バックナンバーから。珠玉の記事をピックアップ

『暮しの手帖』の表紙 第31号〜第40号 

「暮しの手帖に、商品の写真や記事をのせるには、いくらぐらい出せばいいか?」30号まで雑誌を作ったときに、花森安治は初めて聞かれたといいます。

創刊から8年たって、発行部数は50万部に近く、それだけ記事が読まれ、商品の売れ行きを左右する雑誌になっていたのです。

第31号

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右:1世紀31号 1955年9月 ポスターカラー

『暮しの手帖』になぜ広告をのせないか、花森安治が2ページのあとがきを書いています。

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第32号

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1世紀32号 1955年12月 ポスターカラー、鉛筆

第33号

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1世紀33号 1956年2月 オイルパステル、ポスターカラー 

大阪仁志井、小島新平さんの「おそうざい十二ヵ月」の連載がスタート。
その一は、ちくぜんだき、てっぽうあえ、やきとり

第34号

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1世紀34号 1956年5月 オイルパステル、グワッシュ 

表紙に初めて人物が登場しました。
人物が描かれたのは、1世紀100号のなかでは、この号だけです。


昭和31年、花森安治と『暮しの手帳』編集部は、「婦人家庭雑誌に新しき形式を生み出した努力」にたいして、菊池寛賞を受賞。
副賞で当時の社員17人に、モンブランの万年筆とスイス製のエテルナ・マチックの時計に「菊池寛賞受賞記念」と彫り込んだものを贈りました。

第35号

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1世紀35号 1956年7月 オイルパステル、ポスターカラー 

「とと姉ちゃん」のドラマでも使われていた表紙ですね。


1956年(昭和31年)の経済白書に「もはや戦後ではない」と記され、流行語に。
また、高度経済成長の好景気により、三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ)が出現。

商品テスト(日用品のテスト報告)とは別に「電気せんたく機 上手な選び方と使い方」という特集が組まれ、284名の主婦に使い勝手を報告してもらっています。当時は電気センタク機の創世記、メーカーは派手なうたい文句で広告してました。



第36号

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1世紀35号 1956年9月 水彩、ポスターカラー、スクラッチ

「暮しの手帖の料理学校」連載スタート。

第37号・Winter

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1世紀37号 1956年12月 水彩・色鉛筆 

欧風の建築は花森安治の好きなモチーフ。
右上のヴァーミリオンの「37」がアクセントに効いている。
『暮しの手帖』を代表するような表紙のひとつ。 

表紙をめくると、雪景色。
グレーとピンク、洒落てますね。

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第38号・Spring

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1世紀38号 1957年2月 水彩・色鉛筆 

季節感の伝わってくる春らしい表紙。


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「むかしは、広告を出すものというと、新聞か雑誌であった。そこへラジオが加わった。そして、テレビである。」
(あとがきより)

第39号・Early summer

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1世紀38号 1957年5月 オイルパステル・水彩 

第40号・Summer

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1世紀40号 1957年7月 鉛筆・グワッシュ

「サラリーマンの家庭1169世帯の報告」
洗濯機は半分以上が使っている。冷蔵庫を後まわしにしても、主婦の希望は電気洗濯機。そうじ機は15世帯に1台。自転車は4軒に1台。



花森安治のデザイン

花森安治のデザイン

  • 作者: 暮しの手帖社,花森安治
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2011/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

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