読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

昭和の「暮しの手帖」から

創刊号〜70年代「暮しの手帖」バックナンバーから。珠玉の記事をピックアップ

『暮しの手帖』の表紙 第21号〜第30号 

第21号

f:id:Merimaa88:20160718010213j:plain
1953年9月 オイルパステル

第22号

f:id:Merimaa88:20160718011040j:plain
1953年12月 オイルパステル、グワッシュ、鉛筆 

f:id:Merimaa88:20160718095231j:plain

この号から、「美しい暮しの手帖」から「暮しの手帖」に雑誌名を変更。 

シンプルな雪景色。数ある表紙の中でも、人気のある美しい表紙のひとつなのではと思います。 
独特のグリーンがかったトーンで印刷の色彩がまとまっています。
 

第23号

f:id:Merimaa88:20160928105002j:plain
1世紀23号 1954年3月 オイルパステル 

22号の雪の町に続いて、花森安治の描く、オイルパステルの愉しい表紙が続いていきます。人の暮しへの思いがにじみ出てくるイラストです。

この表紙など、人気投票をしたら上位に入るんじゃないでしょうか。

第24号

f:id:Merimaa88:20160928114729j:plain
1世紀24号 1954年6月 オイルパステル 色鉛筆

「だんだんと日ざしも強く、風の光る季節でございます。私たちも、朝から夜おそくまで、次の号の編集でとびまわっておりますが、いまごろは、一年中でも、仕事のしやすいときのひとつで、大いにがんばるつもりでいます。みなさまも、どうぞお元気で。では又」(第24号 あとがきより)


merimaa88.hatenablog.com

第25号

f:id:Merimaa88:20160928123803j:plain
1世紀25号の原画 1954年9月 オイルパステル 鉛筆
(『花森安治のデザイン』より)

台所の研究「KITCHIN」が10回の連載でスタート
生き生きとした「直線裁ちの3人」 


「こうして久しぶりに、一号から全部を、もう机の上に並べきれないほど、ひろげてみた、その時の気持は、一号一号、あんなことがあった、こんなことがあったと、これはもう、どういっていいかわからない、複雑なものでした。

でも、そうですね、やはり私たちとしては、この気持を一口にひっくるめていえば、うれしかった、というより外に、言いあらわしようがないのかもしれません。とにもかくにも、二十五号まで続けてこられたのですから。」
(第25号 あとがきより)




第26号

f:id:Merimaa88:20160928162031j:plain
1世紀26号 1954年12月 オイルパステル グワッシュ 

★『暮しの手帖』の柱となった商品テストがスタート。

第1回目の「日用品のテスト報告 ソックス 暮しの手帖研究室」 
merimaa88.hatenablog.com

第27号

f:id:Merimaa88:20160902001215j:plain
1世紀27号 1954年12月 オイルパステル インク コラージュ 

暮しの手帖研究室に協力してくれる人を募集。応募者はあっというまに2千名を超えた。
merimaa88.hatenablog.com


☆神武景気(じんむけいき)と呼ばれる日本の高度経済成長のはじまり。
1954年(昭和29年)12月 〜 1957年(昭和32年)6月まで続いた。 

第28号

f:id:Merimaa88:20160928164759j:plain
1世紀28号 1955年2月 オイルパステル グワッシュ 

日用品のテスト 鉛筆  
merimaa88.hatenablog.com

第29号

f:id:Merimaa88:20160928182302j:plain
1世紀29号 1955年5月 オイルパステル グワッシュ 色鉛筆


f:id:Merimaa88:20160928181515j:plain

目次のイラスト、レイアウト、表紙の色彩とのバランスなど見飽きない。

はじめての電気製品のテスト「電気アイロン」では、1000名の主婦から意見を寄せてもらっている。

第30号

f:id:Merimaa88:20160928183851j:plain
1世紀30号 1955年7月 オイルパステル 鉛筆


f:id:Merimaa88:20160928232108j:plain

「ジャブ・ジャブ読本」というタイトルでセンタクのコツを特集。

昭和30年、まだセンタクの主流は、大きなタライで手洗い、手しぼり。
電気せんたく機も紹介されていますが、生地の性質や汚れの程度によって加減するには、手洗いに軍配があがる。しぼり機でボタンが取れてしまうことも多い。


「三十号といえば八年でございます。八年という年月は、一つの雑誌の歴史としては、ごく短いものでしょう。しかし、作ってきた私たちにとっては、短いような、ずいぶん長かったような複雑な思いがいたします。・・・この号からやっと本文の紙を上等の白いものにすることができました。・・・もちろん、この紙ははじめてですから、印刷する方も、編集する私たちも、いろんな点で、なれないことが多く、まだまだ十分の出来ばえとはいきません。」(第30号 あとがきより)

 


花森安治のデザイン

花森安治のデザイン

  • 作者: 暮しの手帖社,花森安治
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2011/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

merimaa88.hatenablog.com