昭和の「暮しの手帖」から

創刊号〜70年代「暮しの手帖」バックナンバーから。珠玉の記事をピックアップ

『暮しの手帖』の表紙 第11号〜第20号

第11号

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1世紀11号 1951年1月 (原画) ポスターカラー


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原画と雑誌表紙の色合いが、だいぶ違うのは、当時の印刷技術やインクの加減なのか、あえて変えたのかは分かりませんが、ブルー系がグリーンに出ています。
ところが、かえって洒落た感じに思えるのが不思議。

欧風の家は花森安治が大好きなモチーフで、たびたび登場します。

第12号

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1世紀12号 1951年6月 (原画) 
キャンバスボードにガッシュ


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「この雑誌を作りはじめてから、かれこれ三年になりました。ふりかえってみると、どの日もどの日も、お金やら紙やらの心配で明け暮れしたようなもので、それがここへ来て、また物価が上る、紙の値段が二倍ちかくもなるというのですから・・・」

「やりたくないことでも、売るためには、しなければならない、そういった編集は、これまでも、この号でも、ただの一頁も一行も作らなかった。これからも、決して作ることはするまい。この大きな誇りが、きっと私たちを支えとおしてくれるに違いないと、信じております。」(12号 あとがき)

第13号

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1世紀13号 1951年9月  板にガッシュ

第14号

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1世紀14号 1951年12月  紙・鉛筆・水彩

第15号

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1世紀15号 1952年3月 オイルパステル・鉛筆

『暮しの手帖』は当時、年間4冊の季刊誌だったが、表紙イラストの作風は1年ごとに変化している。
1952年からは、オイルパステルを使って、マルや四角を組み合わせたような、単純化された形や色彩の表紙になっている。

第16号

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1世紀16号 1952年6月 オイルパステル

パウル・クレーを思わせるようなオイルパステルの表紙。
原画は、空や池の色がもっとブルーのようですが、印刷インクの加減かグリーンベースに色がまとまり、題字の白とヴァーミリオンが鮮やか。
写真だと平板に見えますが、パステルの筆致の残る洒落た色調。

この号には、『青鞜』の紅吉こと富本一枝さんの取材記事「村の保育所」。
富本さんも童話の連載を通じて『暮しの手帖』に関わっていきます。


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第17号

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1952年9月 グワッシュ、コラージュ

彩色した厚紙を板に貼って、ランプをコラージュ。

第18号

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1952年12月 オイルパステル

平塚らいてう・山川菊江・岡田八千代・林きむ子の座談会「わが若き日」。

18号の「おくびょうなうさぎ」から、富本一枝・藤城清治コンビによる童話連載が始まる。(のちに『お母さんが読んで聞かせるお話』として出版)
『青鞜』のメンバーが『暮しの手帖』で、ページを隣りあわせた。

第19号

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1953年2月 オイルパステル、色鉛筆、スクラッチ

第20号

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1953年6月 オイルパステル、色鉛筆 (原画)

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さかなの目がグルグルで面白い。

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この号から「もくじ」にも手描きイラストが入る。
やはり好きなモチーフの欧風の家。  


「とにもかくにも、第二十号を作り上げることができました。第一号を出してから、ちょうどまる五年になります。いっこうに、らくにもなりませんし、仕事ばかりは、何倍も忙しくなって、みんな、まるで無我夢中みたいな暮し方をしておりますけれど、それでも、とにかく五年、号数にして二十を重ねて来たという、このことは、やはり正直に申して、うれしい、非常にうれしいことなのです。」(第20号 あとがきより)


商品テストの前身となる「日本品と外国品をくらべる・石けん 」

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花森安治のデザイン

花森安治のデザイン

  • 作者: 暮しの手帖社,花森安治
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2011/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

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