読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

昭和の「暮しの手帖」から

創刊号〜70年代「暮しの手帖」バックナンバーから。珠玉の記事をピックアップ

台所に椅子をおく リンゴ箱から作る 暮しの手帖 1949年

なんにもなかったあの頃 終戦から3年たった昭和23年は、「暮しの手帖」にとっても身を切られるようにつらい年の暮れだったといいます。秋に出した第一号は一万部刷り、みんなで手わけしてリュックにつめ、毎日東京を中心に湘南、千葉、茨城、群馬と本屋さ…

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』暮しの手帖 1960年

食べ物エッセイのはしりとして 『暮しの手帖』の編集長、花森安治さんに、 「たべものの随筆を書いてごらん。あなたは食いしん坊だから、きっとおいしそうな文章が書けるよ。」とすすめられて、1960年『暮しの手帖』に連載を始めて、そして一冊の本になった…

「みかん箱から」暮しの手帖 1951年

昭和の「暮しの手帖」には、「片付け術」と呼べるような収納のヒントや工夫の記事も多いのだが、もちろん事情は今とまったく違う。暮しの手帖の創刊は、戦後3年目の1948年(昭和23年)で、戦災による住宅焼失と復員や引揚げによる人口増加で、住宅不…

37個のリンゴ木箱 暮しの手帖 1949年

最近では本棚や机など、ちょっとした家具として、洋服やタオルなど収納として、木製のリンゴ箱が見直されている。スペースに合わせて、組み合わせたり積んだり自由になるし、ささくれをヤスリがけする程度でも、手をかけずにそのまま使ってしまえばいいラフ…

ホット・ドッグ 内田誠 「暮しの手帖」1949年

初期の『BRUTUS』を思い出したエッセイ 『暮しの手帖』といえば、食べ物についてのエッセイも個性的だ。シャンソン歌手、石井好子さんの『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』は、花森安治さんの装丁でベストセラーになっている。 昭和24年(1949…

ホットケーキを狐色に焼くコツ 「暮しの手帖」1955年

エプロンメモ ホットケーキを美味しそうに黄金色に焼くには、どうしたらいいだろう?今も昔も、それは変わらないようで、「暮しの手帖」29号(昭和30年)に記事がのっています。 「エプロンメモ」は、創立者のひとり堀川あき子さんのコラム。 2ページの…

「暮しの手帖」のホットケーキ・レシピ 1950年   

「巴里コロンバン銀座店」のレシピ 焼きたてのホットケーキにバターをのせ、蜜かシロップをかけてたべる楽しさ。 朝ごはんや昼の代わりに、手軽に出来て、みんなによろこばれるホットケーキ。昭和25年「暮しの手帖」第7号に紹介されたホットケーキは、な…

「暮しの手帖」のホットケーキ 1950年 その1

誰にでも必ず出来るホットケーキ 暮しの手帖のグラビアページに、はじめて掲載された食べ物の記事。 それが、第7号(昭和25年)「誰にでも必ず出来る ホットケーキ」です。「焼きたてのホットケーキにバターをのせ、朝ごはんや昼食の代わりに食べる楽しさ…

古い国からの新しい手紙 1955年 暮しの手帖社

欧風の家の表紙カバー 「暮しの手帖」の人気連載や掲載記事を一冊にまとめた本の装釘も、花森さんは数多く手がけています。ごく初期の1955年3月に発行された、H.K.ニールセンの「古い国からの新しい手紙」は、新聞特派員の著者がヨーロッパの小さな町や…

「花森安治のデザイン」と1956年の表紙

「花森安治のデザイン」には、暮しの手帖のすべての表紙原画、書籍の装釘原画、カット、手書き文字など約300点が掲載されています。ちょうど、展覧会の図録のような感じで、創刊号から30年にわたる手仕事を見ることができます。表紙に使われているのは…

「シェーファーのインク瓶 」 花森安治 1969年 

ベスト・コレクションのエッセイ 「いま、これを書いている、目の前の机の上に、インク瓶がある。 だが、この瓶が、たいそう気に入っているのだ。」という書き出しで始まる、花森安治さんのエッセイ「シェーファーのインク瓶」は、1969年「暮らしの手帖…

カステルの鉛筆 花森安治・エッセイより 1969年  

花森安治さんのエッセイ「シェーファーのインク瓶」 1969年「暮らしの手帖」第99号に掲載されています。このエッセイには、「カステルの鉛筆」のことも書かれています。机のまわりの小道具類の中でも、花森さんが好きでたまらなかったのが、 カステル…

紙ヒコーキの作り方 二宮康明 1972年 その2

いよいよ組み立てです まず胴体に水平尾翼をはり付けます。主翼は胴体を中心線を合わせて、しっかりとのり付けします。 一番大切なことは、主翼と、胴体がすき間なく密着されること。 翼をとりつける際には、胴体の上面をハサミなどでしごいて、 平らにして…

紙ヒコーキの作り方 二宮康明 1972年 その1

1972年の紙ヒコーキ 二宮康明さんの紙ひこうき、私も小学生のときに、 弟と一緒にせっせと作っては、原っぱで飛ばしました。「暮しの手帖」に紹介されている記事は、 1972年17号 ( Spring ) に掲載されていたものです。わずか4ページの記事です。…

フランス ELLE 誌 手芸作品展 「樹」 1976年 

樹 針と糸の作り出す世界 フランスの女性週刊誌「エル」が手芸作品を公募して、年一回展覧会をひらいています。今回の課題は《樹》でした。そのなかの、何点かをお目にかけます。このすばらしい作品をみていくと、ぬいとりやアプリケの技術も大切でしょうけ…

暮しの手帖 昭和のバックナンバー 

「呼吸している」雑誌 知りあいの方から、創刊号から1970年代までの「暮しの手帖」を譲り受けたのがきっかけです。 表紙のイラストや写真はもちろん、ページをぱらぱらとめくるたび新しい発見があり、特に興味をひかれたのは紙質とレイアウト、印刷の美…