1960年

「台所のふきん」こぼれ話  暮しの手帖より

イラスト:花森安治 もっとも読者からの反響があった記事 日東紡と暮しの手帖社が共同開発した、拭きやすく、ケバが付かず、早く乾くふきん。昭和から今に至る、ロングセラー商品。このふきんを開発するための、テスト記事が『暮しの手帖』に掲載されたのは…

続・台所の「ふきん」をあなどるなかれ 1960年

『暮しの手帖』がまとめた上手なふきんの使い方、6つのポイント。(前回の記事)さらに詳しく見てみましょう。昭和35年、日東紡と暮しの手帖社の共同研究によって、2年がかりで作り上げられた新しいふきん。丈夫さ、吸水性、使いやすさ、あらゆる角度か…

台所の「ふきん」をあなどるなかれ 1960年

昭和のふきん 昭和の時代、我が家でもこの「日東紡のふきん」を使っていました。ふきんのヘリの3色を記憶しています。 でも、時代を経て、いつからか使わなくなって忘れていました。新しい製品に目をひかれたり、安いマイクロファイバー製を使い捨てるとか…

カスタード・プディングのレシピ 『暮しの手帖』1960年

白、黄色、そして黄金色 とと姉ちゃんに登場した「ホットケーキ」が掲載されたのは、昭和25年の第7号。レシピは、巴里コロンバン銀座店が担当。その次の号に掲載されたのが、やはり巴里コロンバン銀座店の「蒸し器のプディング」。まだ記事は、モノクロの…

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』暮しの手帖 1960年

食べ物エッセイのはしりとして 『暮しの手帖』の編集長、花森安治さんから、「たべものの随筆を書いてごらん。あなたは食いしん坊だから、きっとおいしそうな文章が書けるよ。」とすすめられて、1960年『暮しの手帖』に連載を始めて、一冊の本になったのが石…