キッチン

「台所のふきん」こぼれ話  暮しの手帖より

イラスト:花森安治 もっとも読者からの反響があった記事 日東紡と暮しの手帖社が共同開発した、拭きやすく、ケバが付かず、早く乾くふきん。昭和から今に至る、ロングセラー商品。このふきんを開発するための、テスト記事が『暮しの手帖』に掲載されたのは…

続・台所の「ふきん」をあなどるなかれ 1960年

『暮しの手帖』がまとめた上手なふきんの使い方、6つのポイント。(前回の記事)さらに詳しく見てみましょう。昭和35年、日東紡と暮しの手帖社の共同研究によって、2年がかりで作り上げられた新しいふきん。丈夫さ、吸水性、使いやすさ、あらゆる角度か…

台所の「ふきん」をあなどるなかれ 1960年

昭和のふきん 昭和の時代、我が家でもこの「日東紡のふきん」を使っていました。ふきんのヘリの3色を記憶しています。 でも、時代を経て、いつからか使わなくなって忘れていました。新しい製品に目をひかれたり、安いマイクロファイバー製を使い捨てるとか…

フライパンの存在感 『暮しの手帖』第2号 1949年

焼あとのレンガで作った煖炉 「とと姉ちゃん」第90話では、終戦後の焼け跡に、間に合わせに建てられたバラックで何とか暮らす人たちを立ち退かせる事業に背を向けて、常子の雑誌作りに応じる花山の姿がありました。この場面で花山が拾い上げて手にしたのが、…