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昭和の「暮しの手帖」から

創刊号〜70年代「暮しの手帖」バックナンバーから。珠玉の記事をピックアップ

『暮しの手帖』の表紙 第66号〜第72号

第66号:Autumn

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1世紀66号 1962年9月  フィルム

持ち寄った編集部員のネックレスを、ガラスの上に置いて撮影した表紙。


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目次の色はエメラルドグリーン

第67号:Winter

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1世紀67号 1962年12月  フィルム


★〈オリンピック景気〉のはじまり。
1962年(昭和37年)11月〜1964年(昭和39年)10月までの高度経済成長時代の好景気。


二度目の石油ストーブのテスト。
ストーブは前回より格段によくなっていた。よい商品を作ってもらいたいからこその商品テスト。
あとがきでは「近頃こんなにうれしかったことはありません」決してムダではなかったという報告。

「二年前、やはり私たちは石油ストーブをテストしました。57号でした。
おぼえていて下さる方も、あるかもしれません。テストの結果はひどいものでした。イギリスのブルーフレームにくらべると、まるでお話にもなんにもならないものでした。
そのときのテストで、私たちがいちばん苦労したのは、じつは結果の表現だったのです。・・・しかし、事実をまげることはできません。雑誌が出ました。そのあと・・・」
 

第68号:Early spring

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1世紀68号 1963年2月  フィルム

「私たちは、ごらんのように商品のテストや紹介をしています。いいかえると、商品の批評をしているわけです。
そのために、いちばん大切なことは、〈ひもつき〉にならないことです。
この一線だけは、どんなことがあっても歯をくいしばっても、まもりぬかねばなりません。」(あとがき:なぜ私たちは商品をもらわないか)




第69号:Early summer
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1世紀69号 1963年5月  フィルム


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もくじは植木鉢と土のような色。

第70号:Summer

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1世紀70号 1963年7月  フィルム

花森さんの好きな鉄道模型用の建物に彩色したもの。 


第33号(昭和31年)から連載をはじめて8年になる、小島信平さんの「おそうざい十二ヵ月」。
大阪の「生野」という懐石料理屋の小島さんに、編集部は何度も足を運び、おばんざい(大阪で、おそうざいのこと)を依頼しました。 

はじめは「おばんざいでっか」とびっくりしていた小島さんですが、
「やらしてもらいまっさ。お客料理はたまのこっちゃ。おばんざいは毎日たべてはる。それを、ちっとでもおいしゅうたべてもらうようにしてもらう、大事な仕事でんな。」

小島さんに教わった料理を、編集部は何度も実際に作ってみて、分からないところは聞き直し、記事にします。 
松本政利カメラマンの写真はモノクロでも美しく、今でもファンの多い名料理集です。


おそうざい十二カ月

おそうざい十二カ月

  • 作者: 小島信平,暮しの手帖編集部
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 大型本
 

 

第71号:Autumn

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1世紀71号 1963年9月  フィルム

東京オリンピックの1年前。
この9月で『暮しの手帖』は、まる15年を迎えた。
第1号は1万部、第71号では80万部の雑誌にまでなった。
 

第72号:Winter

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1世紀72号 1963年12月  フィルム

この年の11月22日、テキサス州ダラスをパレード中のジョン・F・ケネディ大統領が暗殺される事件が起こった。
日本では、当日、初の日米間の衛星中継の試用が行われていて事件の詳細が伝えられた。